— (A)超上流デライト設計手法の研究開発 —
全体俯瞰設計と製品設計の着想を支援する
ワークスペースの研究開発
Development of intelligence-based workspace to optimize design process and to inspire ideas for products
製品コンセプトを多様な評価軸から検討できる設計ツールの開発
- 研究実施機関(再委託先、共同実施先含む)
- 理化学研究所、和歌山大学、九州大学、東京大学、熊本大学、熊本県産業技術センター、(株)静岡プラント
背景
デライトものづくりを実現するには、多様な評価軸のデータを統合し、上流プロセスで活用できるCAE技術の確立が必要です。
そこで本テーマでは、製品コンセプトの検討段階で、新しい価値を生む源泉となる「設計アイデア」の着想を支援し、製品を構成する様々な評価軸を俯瞰できる設計ツールを開発し、魅力的で高品質、付加価値の高い製品づくりへの貢献を目指しています。
研究内容の紹介
目標
- 俯瞰システムの中核となる協調動作基盤フレームワークのプロトタイプ開発 (図1)
- システム要件を実現する機能モジュール群のプロトタイプ完成
- デモンストレーションにより、開発システムの有用性を提示
- 小型風車の開発支援、工業製品の設計支援
- 価値探索・コンセプト提案・意思決定を支援するプラットホームを整備
- アウトカム
- 工業製品の上流設計、農業IoTデータ分析、サービス産業
実施内容
設計検討に必要な種々のデータの管理、多角的な分析を行い、
- データ間の関連性をわかりやすく提示して設計者へ気づきを与えるしくみを開発しています。(図2)
- 実証事例でその有効性を検証します。(図3)