— 革新的材料3D造形 —

分子接合技術による革新的ものづくり製造技術の研究開発

Research and development of innovative manufacture using molecular adhesion technology 異なる材料どうしでも分子レベルでの化学的結合を可能にする画期的な接合技術の開発
委託先
岩手大学

背景

ものづくりには、モノとモノの接合が欠かせません。しかし、従来の接着剤を用いる接合(分子間力接着)は、接着力の発現原理の安定性に根源的な問題があります。また、現状の樹脂めっきには、六価のクロム酸中で表面をエッチングして凹凸をつくるため環境負荷が大きく、めっき剥離強度に信頼性がないという問題があります。
一方、自動車、航空機、半導体、医療関連機器などにおいて高効率化・高機能化・高生産化向上のために、異種材料の接合および複合材料の新技術開発への期待が高まっています(図1)

(図1)物造過程の高効率化・高機能化・高生産化
(図1)物造過程の高効率化・高機能化・高生産化

本プロジェクトではそうした社会的ニーズに応えるために、従来の接合技術(分子間力接着)では困難だった材料依存性のない異種材料の化学結合を可能にする「トリアジンチオール誘導体」を用いて革新的な接合技術を確立し、寸法制御、高機能性及び生産性に特徴を有する「分子接合」および「分子めっき技術」の開発を進めています(図2)

(図2)
(図2)

目標

  1. 「分子接合剤」と諸材料間で、化学的反応により両者の間に一次結合が生成するメカニズムを確認すること。また、諸材料の接合・複合体の物性データベースを構築すること。
  2. 放熱材料シートの開発および、その熱特性評価装置の開発。
  3. シールド付コネクターおよび、薄肉微細成形技術の確立。さらにその成形体へのめっき方法の確立。

実施内容

  1. 「トリアジンチオール誘導体」による分子接合技術を活用し、樹脂と金属の接着において樹脂が破断する接着強度30MP以上の新しい一貫接合機能性部材の作成。
  2. 樹脂と高含有金属フィラー接着複合体である放熱材料のモデル製造と熱伝導率測定装置の設計。
  3. シールド付コネクターのモデル製造と3D配線基板薄肉微細成形体への「トリアジンチオール誘導体」分子接合剤を利用しためっき条件の探索。
  4. 分子接着技術の成果の普及活動セミナー等の取り組みを構築。

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